韓国には正月が2回あります。新暦(西暦)の正月と旧暦の正月(旧正月)です。新暦の正月も公休日になったのですが1日だけのお休みで、それほど大きなイベントはありません。それでも除夜の鐘を鳴らしたり、初日の出のイベントがあったり、年賀状を交換したりといったことは行われます。韓国政府としては、新暦を生活の中心にしようと新正月を休日に決めたりしたそうですが、実際の生活意識ではまだまだ旧暦に基づいている部分が大きく、未だに旧正月が「本当の正月」という気持ちが強い様です。
儒教の考えが根強い韓国のお正月(旧正月)は、家族総出で故郷に帰り、ご先祖やご両親への挨拶、ご親戚廻りから始まります。欠かせないのがお正月料理。伝統的なお正月料理は先ずご先祖へのお供え物の形式を最優先に作られ、餅や果物、色々な季節の材料で作るジョン(卵を溶いた衣に材料をくぐらせて炒める)と魚、お供え用の菓子、酒などを中心に作ります。広い座卓にそれらを並べるのですが、その並べ方も決まっているそうです。ですから結婚している女性にとってお正月は、楽しいばかりではない、どちらかと言うと気の重い行事とも言える様です。長男と結婚されているある女性は「本当に大変なんです!本当に疲れます!」と、憂鬱そうにおっしゃっていました。
ちなみに、 韓国国民の40%を占めると言われるキリスト教徒の方々は、旧正月は祝わないそうです。キリスト教徒ですから。こういうハッキリした宗教意識は日本とは大きく異なりますね。 (凧揚げをして遊ぶ子供発見) |
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市販の年賀カードいろいろ |
(2004.1.5) |
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